カニの丸焼き(未遂) [バイク]
こんにちは。ネコノヒタイです。
先週、ようやく数年放置していた愛車 DUCATI 996の車検を通しました。
最後にエンジンかけたのがいつだったっけ?というくらい放置していたので、まずはバッテリー交換。
エンジンが掛かるのを確認した後、エンジンオイル・ブレーキフルード・クーラント・プラグを交換し、準備万端とショップへ持ち込みました。
ショップへはタイミングベルトの交換を依頼し、「他にも何かあったら言って下さい」とお願いして車両を預けた10分後。
「エアクリーナーを指で触るとボロボロ崩れるので交換します」と入電。
ありゃ、まぁそうなるよね、と思いましたが、プラブまで見ておいてエアクリーナーを見てない自分が情けない。
そんな事がありつつも無事に車検を通し、翌日ちょっと散歩に出ました。
西湘バイパスからターンパイクを登って、箱根新道か1国を降りてくるつもりで出発。
西湘バイパスの料金所で止まった時、なんだかリアブレーキが戻ってないような感覚がありました。
しかし、久しぶりのバイク、久しぶりの料金所で手間取り、後ろには車列ができてしまったので、取り敢えず財布をしまい即発進。思えばこれが間違いでした。
発進後、加速は明らかに鈍く、ブレーキを引き摺っているのは明らかでした。
停車しようにも、幅の狭い西湘バイパスの本線上です。ペースを落とし、目についた非常停止帯に入ろうとするとパイロンで塞いであります。今考えれば、国府津の出口で降りてしまえばよかったんですが、頭の中はPAにたどり着くことしかありません。
そして、かつて伊豆スカイラインのPAで目撃した、リアのキャリパーから発火したバイクの映像が脳内にエンドレスで再生されます。
何とかPAにたどり着き、クラッチを切って惰性で走ろうとすると即停止するような状態でした。
だましだまし駐輪場まで行くと、休憩していたライダーから「燃えてる!」と声をかけられ、慌てて振り向くとリアアクスルから煙が立ち上っています。
幸い発火には至っていなかったため、駐輪場に止めてしばらく様子を見る事にしました。
すぐに煙は収まり、どうやら最悪の事態は免れたようです。
ローターは青く焼けてしまいました。
それと、オイルシールが焼けたのでしょう、フルードが飛び散っています。
このお陰でブレーキは開放され、動かすことは可能になりました。
帰宅後、すぐにリアブレーキをチェック。
ブレンボの2potキャリパー、通称カニは黒焦げです。辛うじて丸焼けにはならずに済みました。
ブレーキパッドも焼けて塗装が浮いています。
パッドを抜いたキャリパーには焼けカスがこびりついています。
ピストンには目立ったダメージは無いように見えます。
ピストンを抜いたキャリパー本体は、シールの焼けたカスをきちんと除去すれば使えそうです。
但し、この旧カニ、交換用のシールキットがありません。
建前上、ブレンボのキャリパーはシールキットの設定がありませんが、フロント用の34/30mmのタイプは国内各社のモデルに純正採用されたため、それらの純正部品扱いでシールが入手可能です。
しかし、旧カニのピストン径は32mm。そういった手が使えないのです。
真正面から行くなら、メーカーに送ってオーバーホールなんですが、新品が1万3千円ほどで売られている事を考えると、実質的にはそのまま買い替えとなってしまいます。
ところが、バイク界のAmazonとも言うべきWebikeを覗いてみると、ありました。32mm対向2ピストンキャリパー用のオーバーホールキットが。オイルシール・ダストシール・Oリング・締結ボルトの4点セットが手頃な値段で売られています。ブレーキパッドを一緒に買っても、キャリパー丸ごと買うのに比べて半分以下です。
というわけで、ポチポチっとオーダーをしてみました。
果たして、ちゃんと使えるでしょうか。。。
先週、ようやく数年放置していた愛車 DUCATI 996の車検を通しました。
最後にエンジンかけたのがいつだったっけ?というくらい放置していたので、まずはバッテリー交換。
エンジンが掛かるのを確認した後、エンジンオイル・ブレーキフルード・クーラント・プラグを交換し、準備万端とショップへ持ち込みました。
ショップへはタイミングベルトの交換を依頼し、「他にも何かあったら言って下さい」とお願いして車両を預けた10分後。
「エアクリーナーを指で触るとボロボロ崩れるので交換します」と入電。
ありゃ、まぁそうなるよね、と思いましたが、プラブまで見ておいてエアクリーナーを見てない自分が情けない。
そんな事がありつつも無事に車検を通し、翌日ちょっと散歩に出ました。
西湘バイパスからターンパイクを登って、箱根新道か1国を降りてくるつもりで出発。
西湘バイパスの料金所で止まった時、なんだかリアブレーキが戻ってないような感覚がありました。
しかし、久しぶりのバイク、久しぶりの料金所で手間取り、後ろには車列ができてしまったので、取り敢えず財布をしまい即発進。思えばこれが間違いでした。
発進後、加速は明らかに鈍く、ブレーキを引き摺っているのは明らかでした。
停車しようにも、幅の狭い西湘バイパスの本線上です。ペースを落とし、目についた非常停止帯に入ろうとするとパイロンで塞いであります。今考えれば、国府津の出口で降りてしまえばよかったんですが、頭の中はPAにたどり着くことしかありません。
そして、かつて伊豆スカイラインのPAで目撃した、リアのキャリパーから発火したバイクの映像が脳内にエンドレスで再生されます。
何とかPAにたどり着き、クラッチを切って惰性で走ろうとすると即停止するような状態でした。
だましだまし駐輪場まで行くと、休憩していたライダーから「燃えてる!」と声をかけられ、慌てて振り向くとリアアクスルから煙が立ち上っています。
幸い発火には至っていなかったため、駐輪場に止めてしばらく様子を見る事にしました。
すぐに煙は収まり、どうやら最悪の事態は免れたようです。
ローターは青く焼けてしまいました。
それと、オイルシールが焼けたのでしょう、フルードが飛び散っています。
このお陰でブレーキは開放され、動かすことは可能になりました。
帰宅後、すぐにリアブレーキをチェック。
ブレンボの2potキャリパー、通称カニは黒焦げです。辛うじて丸焼けにはならずに済みました。
ブレーキパッドも焼けて塗装が浮いています。
パッドを抜いたキャリパーには焼けカスがこびりついています。
ピストンには目立ったダメージは無いように見えます。
ピストンを抜いたキャリパー本体は、シールの焼けたカスをきちんと除去すれば使えそうです。
但し、この旧カニ、交換用のシールキットがありません。
建前上、ブレンボのキャリパーはシールキットの設定がありませんが、フロント用の34/30mmのタイプは国内各社のモデルに純正採用されたため、それらの純正部品扱いでシールが入手可能です。
しかし、旧カニのピストン径は32mm。そういった手が使えないのです。
真正面から行くなら、メーカーに送ってオーバーホールなんですが、新品が1万3千円ほどで売られている事を考えると、実質的にはそのまま買い替えとなってしまいます。
ところが、バイク界のAmazonとも言うべきWebikeを覗いてみると、ありました。32mm対向2ピストンキャリパー用のオーバーホールキットが。オイルシール・ダストシール・Oリング・締結ボルトの4点セットが手頃な値段で売られています。ブレーキパッドを一緒に買っても、キャリパー丸ごと買うのに比べて半分以下です。
というわけで、ポチポチっとオーダーをしてみました。
果たして、ちゃんと使えるでしょうか。。。
タグ:996
コメント 0